kenmeinakurashiのブログ

介護、老後を賢明に生きる公共、企業の制度利用法。

母の具合が深刻だと連絡があって。

お母さんが食事が摂れなくなっていると、ホームから連絡があり、緊急で面談を申し込み、看護師、相談員、フロアの責任者と面接をした。

体のどこかが特別に悪いというより、加齢からくる衰弱で、体の機能が衰えていて、食事の席についても寝てしまうし、口に入れても吐き出してしまう。液状の栄養補給剤だけは何とか飲ませるが、こうしたことが続けば、老衰で亡くなる危険がある。

入院して、胃ろうや点滴をして栄養補給をするという手があるが、このコロナ禍で、受け入れる病院がなかなか見つからないこと、また、入院して栄養補給しても、体が衰弱していけば、亡くなるリスクは同様にある。そして、一度入院すると、現状では面会が難しくなる。

もうひとつ、看取りという方法があり、ホームの中でこれまで通りに過ごすが、家族の付き添いを大きく認め、部屋での付き添い、面会、1日1回家族が食事をたべさせても良い。いっけん、最期の看取りのようでもあるが、家族で励まして、回復させようとするものでもある。

いずれかの方向性を決めて対応をしていく必要があると言われた。我が家としては、後者を選び、妻はずっとでも横に付いていてあげたいと言った。

実際、面談の後、母に直接面会すると、意識はあって、我々も認識するが、会話が続かず、すぐに眼を閉じてしまうありさまだった。それでも意識はあるので、妻は好物ばかり揃えて、私が食べさせて、回復の側に引き戻すと言った。

家族にも伝えて、みんなで母を励まし、元気を取り戻させてあげたい。