kenmeinakurashiのブログ

介護、老後を賢明に生きる公共、企業の制度利用法。

母が天に召されて。

とうとう母が亡くなりました。深夜にホームから呼び出しがあり、駆け付けてみると、呼吸が上がっていて、いつその呼吸が止まってもおかしくないと言われました。 幸いいったん呼吸が落ち着き、兄弟にも連絡し、家族全員は午前8時には全員母の枕元に揃うこと…

容態が重篤になったと、面会枠が緩和されて。

母の容態は衰弱が進んでしまった。液状のものも飲めなくなり、朝には3滴しか水分を飲めず、ホームはその重篤さから、面会の枠を大幅に緩和し、家族は15分と言わず、ずっといていいことになった。 母は時々覚醒したように、かっと目を見開いて、相手を認知し…

今日もひ孫、孫が面会に来てくれて。

今日も一番最初に生まれた孫をはじめ、ひ孫まで面会に来てくれたという。母は相変わらず、起きていて意識があれば、相手のことは認識できる、ただしそれが長続きしない。今日は馴染みの介護士さんとの挨拶に声を発することもあったという。もちろん、孫、ひ…

日に日に弱る母に。

母は日に日に弱っているように思えて悲しくなる。部屋へ行き、お母さんと大きな声を掛けると目を見開き、ああ、と私を認知して笑顔を見せてくれる。口が何かを言おうと動くこともある。それぐらい意識はまだ正常に働いている。しかし、それ以上の時間は続か…

久々に太陽の光を浴びて。

いよいよ母が生命の危機にあると、親族も日日、代わる代わる1日1組だけ許される面会の、その1組に入ろうと、アポを入れてきて、母に会おうとしてくれている。 母も今日は調子がいい方で、妻は母を連れて屋上に出たという。本当に久々の日光浴で、風が神風に…

母が好きな男子にしっかり反応して。

母の看取りについて、医師と面談し、そのあとホームの関係スタッフとカンファレンスを持って、最終確認した。 今日は母の弟夫婦と、その長男夫婦(甥とそのお嫁さん)が訪ねてきてくれた。母はその甥が昔から大好きで、急に目を覚まして、その甥の名前を呼ん…

妻が食事の食べさせ方を介護士から習って。

母に家族で面会に行った。母はずっと寝ていて、傾眠状態なのだという。結局15分の間に目を覚ますことはなく、私と子供は先に部屋を出た。 妻は、昼食時にホームの部屋に行き、介助士が母に昼食を摂らせるところを見せてもらい、食べさせ方のコツを習った。無…

母の容態が深刻で看取りというステップに入ることに。

お母さんの容体が深刻になり、ホームでは、看取りと言う扱いの提案を受けた。 容態が重篤で、最期の可能性もあることから、代表家族の一人が、母の部屋に入って事務所ワーク時間中は、ずっと付き添っていても構わない、食事も部屋で横に付いて食べさせても構…

妻が母に1日付き添って。

妻は母に付き添うために午前中から母の部屋に詰めて、話し相手になりながら、固形物を食べられなくなった母に、少しでも栄養を付けさせようと、飲み物を少しずつ飲ませようと努めたそうだ。焦って飲み込ませようとすると、むせて、かえって逆効果になったり…

母の部屋に妻が常駐することになって。

食事が食べられなくなり、急に衰弱した母を見守るために、ホームと合議の上、妻は部屋に付くようになった。また、夕食だけは、母の好物を妻が食べさせてもいいことになった。他の家族も1日1組ならば、部屋に母を尋ねていいことになった。 それぐらい、母の容…

母の具合が深刻だと連絡があって。

お母さんが食事が摂れなくなっていると、ホームから連絡があり、緊急で面談を申し込み、看護師、相談員、フロアの責任者と面接をした。 体のどこかが特別に悪いというより、加齢からくる衰弱で、体の機能が衰えていて、食事の席についても寝てしまうし、口に…

母と直接 電話で話して。

仕事から帰宅すると、妻が母に電話を掛けようとしていた。今、叔母から電話があって、たった今、お姉さん(母)と電話で話ができた。まともに話ができたと、報告があったというのだ。だから今すぐ電話をすれば、出てくれるんじゃないかと思うと、何度も電話…

母の体調がすぐれず、心配を募らせて。

母に相変わらず連絡が付きにくく、ホームの相談員に連絡して、昼ご飯の前後に、本人に娘あてに電話をするように伝えてもらった。しかし、昼ご飯前後には結局電話はなく、14:00過ぎにようやく一度、電話が鳴った。しかし、途中で切れてしまい、妻がこちらから…

母に一日連絡が取れなくて。

妻は朝から何度も母に電話を試みていたが、母は受信しなかった。夕方、たまりかねて、妻はホームに母が電話に出ないので、連絡させてほしいと依頼した。 ようやく母から折り返しの電話がかかってきたが、それまで朝から電話が鳴っていたという意識がなかった…

面会できなくなって初めての週末を迎えて。

緊急事態宣言が発出されて初めての週末を迎えた。これまでなら家族が我が家だけでなく、兄たち家族も母に面会に行っていたが、誰も面会に行けない週末になった。 それを意識して、妻は電話を1日1回だけでなく、2回でも3回でもかけるとして、昼からは電話をか…

孫娘と面会して。

昨日、孫娘が母に夕方に会った際、「おばあちゃん、今日は今まで何してたの?」「寝てた」。 「じゃあ、この面会が終わったら何するの?」「また、寝るの。寝るのが嬉しいの」という会話があったそうだ。 孫娘は、一度就職したものの、もっと英語を勉強した…

緊急事態宣言の発出で面会が禁止になる前に。

明日からの緊急事態宣言で面会が禁止になる最後の日に、妻は母の大好物の手作りのカスタードプリンを届けた。そして長男のお嫁さんと、その末娘が面会に行ってくれた。事前に妻は母に電話をして、今日は義姉と姪が行くので、用意しておいたお年玉やお土産の…

緊急事態宣言発出で面会禁止が通達された。

緊急事態宣言の発出が内定したことに伴い、ホームから昨晩連絡があった。発出されると同時に母との面会を全面的に禁止するというのである。もちろん、ホーム全体の取組で我が家だけというわけではない。 これだけコロナウィルスの感染が拡大の一途をたどって…

母が自分で携帯電話を掛ける難しさ。

妻と二人で母をホームに訪ねた。昨日、カレンダーを送ってきてくれた孫に電話が出来ずもどかしいと言っていたので、妻はガラケーの掛け方を母に手を取って教えた。もちろん、脳内出血に倒れるまでは自分で使っていたもので、脳に障害が出てから、小さいボタ…

孫からカレンダーが届いて、母は。

妻が連絡を取ると、普段は10鈴近く鳴らしてようやく出る母が、すぐに受信をしたのだという。理由を聞くと、長男の子供で一番上の孫が、仕事先のカレンダーを自分あてに送ってきてくれて、それがとても嬉しくて、何とか自分からお礼の電話をしようと試みてき…

母の薬の飲む回数を減らしてもらって。

今日の母は、意識がはっきりしていたと妻が言う。夜に電話をして、昨日とは違う兄家族がきたことを聞くと、その内容について詳しく話してくれたという。 先日の看護師、精神科医との面談を経て、かゆみ止めのために使っていたアレグラを減らそうということに…

母のもとに兄たち家族の初面会が始まって。

新年2日になって、兄家族が母に面会に行った。兄家族用に子供のお年玉と家族にあげるお菓子をあらかじめ用意してホームに預けてあった。すべては妻が考え、母にそれを伝えて準備しておいたもので、ホームの事務所に預けてあった。 母は兄家族がその進物を喜…

元日の朝、母をホームに訪ねて。

朝、家族で母に会いに行った。ホームのホールに簡易な神社の構えが設えていて、スタッフが入居者を交代交代に車椅子で連れてきては、初詣をして、スタッフの手作りのおみくじを引いて部屋に戻って行っていた。 母と一緒にお参りして、新春の挨拶をして、テレ…

大晦日の面会。

妻と子供と3人で夕方に母に面会に行った。コロナウィルス感染拡大で、母はホームから出してもらうことが出来ず、せめてものホームのホールでの15分限定の面会になった。私の実家とラインのTV電話でつなぎ、私の家族とも2020年の締めくくりの挨拶を交わしてく…

精神科医と面談して。

ホームで嘱託の精神科医と面談をした。母が鬱の傾向があると、内科検診で先生から指摘されたことによるもので、最近、母が疲れているとフロアスタッフが心配してくれている、その原因のひとつかもしれないということだった。 私たちが面談する前に、医師、看…

年末年始の帰宅、宿泊は叶わずで。

結局、最終的にコロナウィルス感染の状況は、増加、悪化こそすれ、減少、改善には向かわず、母の年末年始の自宅への帰宅、外泊は認められないことになった。 これだけの厳しい状況では、止むをえないと思うが、残念でならない。30日から、31日、1日は我が家…

母と面会して。

家族で母に面会しに行った。子供は大学の勉強がようやく落ち着き、今日が我が家のクリスマスの食事で、作ったその料理を母にも持って行った。寝起きだという母は、ぼんやりとしていて、子供との会話もほとんどできなかったという。時間を追うごとに少しずつ…

年末年始の帰宅外泊が難しくなって。

母が好きなフィギュアスケートの全日本選手権男子フリーのテレビ放送があるというので、妻は始まる時間の前に羽生選手が出るよと電話で教えていた。また、羽生選手の演技直前にも電話をして、今から始まると教えていた。しっかり見ていたようで、分ってる、…

母が携帯電話を満足に掛けられなくなって。

妻が母に連絡して、今日は兄嫁の誕生日だと伝えると、それじゃああなたが電話でおめでろうを言っておいてと、言われたという。すぐに、何とか自分で電話をしなさい、と母をたしなめたというが、結果的には直接電話をかけることが出来ず、長男の携帯電話にか…

母の新しい生活様式をホームと相談して。

昨日のホームとの話し合いの中で、これまでの母への対応と、これからの母への対応について話し合った。鬱の兆しがあるということで、疲れないように、疲れがたまらないように面倒をみていきたいと、ホームは言ってくれた。 母は普段から、日光浴をしたい、屋…