kenmeinakurashiのブログ

介護、老後を賢明に生きる公共、企業の制度利用法。

緊急事態宣言の発出で面会が禁止になる前に。

明日からの緊急事態宣言で面会が禁止になる最後の日に、妻は母の大好物の手作りのカスタードプリンを届けた。そして長男のお嫁さんと、その末娘が面会に行ってくれた。事前に妻は母に電話をして、今日は義姉と姪が行くので、用意しておいたお年玉やお土産のお菓子を渡すように指示をした。母は、ひとつのことしか覚えていられないから、あとのことは事務所の相談員さんに伝えておいて頂戴と言ったそうだ。

よく自分の今の状況が分かっていると妻は感心していた。先日、看護師、精神科医との面談を経て、薬の量を減らすことを試したことが、昼間にぼんやりしていると言われた母の意識を明快にしているように思われた。

もしかすると、投薬の量が多すぎて、それがもとで、日中でも眠気に襲われて、それでぼんやりとしていたのではないかと思う。電話を通してでも、これだけ意識が明確であることは、とても喜ばしいことで、活性化しているように思われた。

これまで、母と接触することで、刺激を増やして機能の活性化を図ろうと考えてきたが、飲んでいる薬の種類や量も、家族としてうのみにせず、母の様子を見て、話を聞きながら考えていくべきだと思った。