妻が母に面会して。
今日妻は、ホームとの面談を受けて母と面会した。さらにその前には、先日の血液検査の結果をかかりつけの医師のところに聞きに行った。
幸い血液検査の結果は心配することは特段ないという診断だった。そうなると、ホームが最も心配している食が細っていることを母に伝え、食べることを頑張ってもらうことがこれからの我が家の課題になった。
母に妻がそのことを伝えると、本人には食べていないという認識がほとんどなかった。そうした認識力の低下も最近の課題ではあるが、まずは出されたものを食べなければ家族にも会えなくなると妻は少し脅かした。献立が好きなものでなければ、事前に言ってくれれば、私が作って持って行ってあげると妻は言った。食べることが今の母にいかに大切かということを妻は切々と母に訴えたと言う。
帰る時に、お母さん、分った、と聞いたら、何だっけ、と母が答えたという。認知症の兆しも出始めているかもしれない。