kenmeinakurashiのブログ

介護、老後を賢明に生きる公共、企業の制度利用法。

車椅子のシートが届いた。誤って届いたシートを返送した。自宅で車椅子を使える日を待ち望む。

母をホームから自宅に帰宅させる際の準備をしてきた。最後の最後、自宅内用の車椅子をインターネットで購入した。これまで、介護保険のレンタルで借りていたものと同じ機種を購入した。

もともとリハビリテーション病院に入院している際、退院、帰宅に備えて、病院の療法士、ケアマネージャーが自宅を下見して、サイズを測って、一番母に使い勝手がいいメーカー、最適な機種を選んでくれたもので、いざ、買うことにした時、インターネットや、店頭で候補を調べてみたものの、レンタルで使っていたものが、やはり一番いいと分かった。サイズがコンパクトで、我が家のトイレに入りやすいこと、6輪になっていて操作上小回りが利くこと、いずれも母の症状、我が家の設えに適うものだった。

検討に検討を重ね、買うことにしてみれば、色違いが届くと言う単純な凡ミスで、母の好きな色とは違うシートの車椅子が届いた。

ネット上のやりとりで、メーカーから直接、シートだけが送り付けられてきた。その送られてきた箱に、間違っていたシートを入れて返送した。

こうした単純なミスで時間や労力を取られるのに、事務的に運送業者が新しいものを持ってきて、また詰め直して送り返す、その間に先方からのお詫びの電話があるわけでもない。これからは、こうした味気ない事務的なやりとりで、身の回りのことが淡々と進んでいくのだと思うと、大切だと思うところにだけは、血の通った対応を心掛けたいと思った。

母は、許可がおりれば、自宅の自分の部屋に戻りたいと言っている。自分の部屋を整理したいのだそうだ。それが出来る日が1日も早く来ることを望む。そのための車椅子だから。