kenmeinakurashiのブログ

介護、老後を賢明に生きる公共、企業の制度利用法。

母が自分で携帯電話を掛ける難しさ。

妻と二人で母をホームに訪ねた。昨日、カレンダーを送ってきてくれた孫に電話が出来ずもどかしいと言っていたので、妻はガラケーの掛け方を母に手を取って教えた。もちろん、脳内出血に倒れるまでは自分で使っていたもので、脳に障害が出てから、小さいボタンを押し続ける集中力がなくなっていた。また、一度覚えた手順をすぐ忘れるようになっていて、電話帳から掛けたい人の番号にたどりついて、電話をかけることが出来なくなっていた。現在は辛うじて、自分の4人の子供たちの短縮ダイヤルのみ、何とか掛けることはできるが、それさえも覚束なくなってきた。

しかし、電話で話す母は、いきいきとしているように見え、人と話すことが大好きでそれは続けさせてあげたいと思うのである。そのためには、自分で電話を掛けられるといいのだが、その壁を超えることはなかなか容易ではないようだ。