kenmeinakurashiのブログ

介護、老後を賢明に生きる公共、企業の制度利用法。

姪に貸す晴れ着をホームに持っていき。

母にとって一番幼い孫娘が成人式を迎えるにあたり記念写真を撮ると言う。その晴れ着を、母が娘である私の妻にあつらえた振袖で着ると言うのである。

今日、妻はその晴れ着を持ってホームに行き、そこで母に見せながら、見てもらいながら、義姉にそれを手渡す儀式を行ったという。

母が病に倒れてから、深刻な介護が必要になり、我が家が助けを求めた際、兄たちは、自分たちの出来る範囲でしか支援はしない、母名義の土地を継ぐ娘がその面倒を見るべくであるとして、踏み込んだ支援を拒否してきた。それ以来、3人の兄たちとは自然に距離を取るようになってきた。

今日妻は、義姉に会うことにも抵抗があったが、姪には罪はないし、自分にとっては可愛い姪であることに変わりはなく、その姪のためにと、振袖を持って行った。

3人の兄たちもそうだが、そのお嫁さんにあたる義姉たちも、母の介護支援には踏み込もうとしなかった。ぎくしゃくした家族関係は、今後も続くと思われる。