kenmeinakurashiのブログ

介護、老後を賢明に生きる公共、企業の制度利用法。

母が脳内出血で左半身麻痺になり車椅子生活を余儀なくされて。

脳内出血に倒れ、急性期病院で約2週間過ごしてから、希望するリハビリテーション病院に転院することが出来たが、この頃のことを母は良く覚えていない。自分が倒れる前の事から、記憶が飛んでしまっているそうで、その間、苦しみは感じなかったようだ。

意識が日を追うごとにはっきりとしてきてから、いつの間にか、自分の左半身が思い通りに動かないことに戸惑いを感じ、自分が、病に倒れて何とか命はとりとめたものの、重篤な事態になっていることに気付き始めた。

その事に苛立ちを覚える以上に、体に力が入らず、出来れば寝ていたいという状況も続いた。

そのリハビリテーション病院は、若い療法士さんが多く、その若さから発信される活力は、本人はもとより、見守る私達にも元気をくれた。

しかし、実際のリハビリは80歳代後半の母の肉体には辛く厳しいもので、最初の頃は大苦戦して、弱音の連続だった。

家族としても、どこまでリハビリで年寄りを追い込むのかという、ジレンマもついて回った。