母のもとに兄たち家族の初面会が始まって。
新年2日になって、兄家族が母に面会に行った。兄家族用に子供のお年玉と家族にあげるお菓子をあらかじめ用意してホームに預けてあった。すべては妻が考え、母にそれを伝えて準備しておいたもので、ホームの事務所に預けてあった。
母は兄家族がその進物を喜んでくれたことに満足して、嬉しかったと電話をしてきた。そうした気持ちのやりとりが出来ることが、母の脳を刺激して、脳の機能を落とさないようにすることにつながると思う。妻はそれを願い、あの手この手で母と母を訪ねて来る人たちを喜ばせてあげようとしている。
残念なのは、そのために準備している妻の支えに、母自身、親戚たちが思いを馳せられないことだ。娘や妹がしてくれることに感謝の気持ちを持てないことだ。