kenmeinakurashiのブログ

介護、老後を賢明に生きる公共、企業の制度利用法。

母の好物を届けて。

母は駅弁が好きで、中でも神奈川県小田原の鯛でんぶの弁当と山形県の牛肉どまんなかという、どまんなかというお米に牛肉の薄切りを焼いたものと、牛そぼろがかかった弁当を東京駅から買って帰り、家で母の食べる適量に詰め替えて、ホームに妻が届けた。

晩ご飯に食べて、とても美味しかったと上機嫌で電話があった。

脳内出血で記憶には少し障害が出ているが、好物は以前と変わることなく、手配しやすいものは、時々母から○○が食べたいとリクエストがあるが、わざわざ時間をかけて買いに行く必要があるものは、自分からリクエストすることはほとんどない。それだけに、娘が気を利かせて買ってきてくれたことが嬉しかったにちがいない。

自分の好物、簡単には食べられない好物を食べることは、いくつになっても人を幸せな気持ちにしてくれるものだと改めて思う。