kenmeinakurashiのブログ

介護、老後を賢明に生きる公共、企業の制度利用法。

母の介護、介護用電動ベッドを選ぶ。接客は重要。

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介護用電動ベッド・パラマウント・クオラ3モーター

母が特別養護老人ホームに入所するにあたり、現在自宅で使用している介護用の電動ベッドは返却することになった。ホームから何度も一時帰宅させることを考えている我が家では、新たに母の介護用ベッドを調達する必要に迫られた。

これまでは、レンタルで2モーター製だったために、ベッド全体の上下動と腰から上の上半身が起き上がるタイプのベッドだった。しかし、本来は膝も曲げられる3モーターがあれば、上体を起こして話をしたりすることが、もっと容易にできただろうと思われた。レンタルでは、貸し出せる在庫がないという理由で、約1年半の間に、結局3モーターのベッドをレンタルすることはできなかった。

そこで、3モーターの電動ベッドを前提で、レンタルするか、中古を買うか、新品を買うかの選択肢の中から、インターネット検索を中心に情報を集めた。

介護用電動ベッドとはいっても、いわゆるシングルサイズの電動ベッドととしての機能を持っているわけで、母が使わない時は、他の家族が使うことができるという判断も手伝って、新品で、家族の気に入るものを買おうということになった。そこで、せっかくならば、パラマウントベッドで寝心地のいい、使い勝手のいいものを買おうと言うことになり、ショールームを予約した。

京橋のショールームと本社ショールームの2か所に行ったが、介護用ベッドの品揃えは段違いで、本社ショールームが圧倒的に良かった。先に京橋に行ったことで、ある程度の電動ベッドの知識や選ぶポイントがリアルに確認できたことは結果として良かった。

本社ショールームの介護用ベッドの品揃えは10台以上の台数が展示されていて、選ぶには十分な種類があった。京橋に行ったことで、ある程度イメージの絞り込みも出来ていて、本社ショールームでは、実際に寝てみるだけで、最終決定をすることができた。接客をしてくれたスタッフが母の病状や、やりたいことを丁寧にヒアリングしてくれた上で、適確に候補を薦めてくれた。その候補の中から、実際に寝てみて比較することで、決定が容易になった。優秀な販売スタッフは強力な味方になってくれた。

ベッド本体はやはり、3モーターの使い勝手が断然よくて、フレームを木製にするか樹脂にするか程度の選択だった。一番迷ったのはマットレスで、母の病状に一番適うことを基準に寝比べてみて、価格とも相談して最終決定した。スタッフの接客が適切であることが、いかに気持ちのいい納得のいく買物につながることかと実感させられた。

ショールームはあくまでショールームで物販は、販売会社を探して直接連絡を取るように言われた。お勧めの販売会社を紹介してもらい、ショールームを後にした。

帰宅後早速インターネットで価格と納期、アフターサービスを比較、検討したが、結局、ショールームで勧められた会社に落ち着いた。設置日はまだ先だが、注文は完了した。

かくして、母の入所、帰宅の設備的な事前準備はほぼ整えることができた。