母の特別養護老人ホーム入所仕度。テレビを買う。
ホームへの入所にあたり、個室の仕度と、帰宅時の設えを準備している。入所することは、介護保険のポイントがすべてそこでの生活に使われるので、一時帰宅する時の部屋は、現在はレンタル用品で賄えているものも、すべて実費レンタルか、購入しておく必要があった。
これまで、一時帰宅を想定した介護用品を揃えることに奔走してきたが、並行して、ホーム内の部屋の設えの準備も進めた。
テレビは備え付けのものはなく、持ち込むことが原則になっていて、母はテレビを見たいと言う。前の日に見た番組の記憶も飛び飛びだったり、忘れたりしていることが大半なのに、やはり揃えないわけにはいかないと思った。
家の母の部屋のテレビは、帰宅時用に置いておくとして、新しいものを求めることにした。我が家では久々にテレビを買うということになったが、インターネットで検索すると、テレビがイメージよりもとても安くなっていて驚いた。
母の個室で使うサイズ、機能を考えて、ヤマダ電機オリジナルのフナイ電機製テレビを購入した。画面がきれいだったことと、母が必要とする機能を備えていて、価格も手ごろだった。持ち帰り、そのままホームで組み立てさせてもらい、母の部屋への搬入をお願いした。
ひとりの引越作業をしているわけで、あれがいるこれがいる、どうやって調達する、買う、レンタルする、誰かからもらってくると、ひとつひとつ大騒ぎで準備を進めている。
家族がこうして一生懸命準備していることが、母にどこまで伝わっているのかしらと、思うものの、出来る限りベストな環境だけは用意してあげたいと思う。