kenmeinakurashiのブログ

介護、老後を賢明に生きる公共、企業の制度利用法。

母からのギフト、介護施設からのギフト、出産祝い、開店祝い。

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介護施設からのギフト、出産祝い、開店祝い。

介護施設に入ってから、母は考える時間が増えたこともあって、人にプレゼントを贈ろうとする。何かで世話になったからと言っては、やれお菓子を送ってくれ、果物を送ってくれと妻に指示を出してくる。お中元が終わったと思ったら、姪の出産祝いをまだ送っていなかったといって、1年以上経っている出来事へのギフトをしようとする。妹2人に、姪の出産祝いをまだしていないと連絡して、連名で贈ろうと電話で誘ったそうだ。叔母2人から妻に、今になってお姉さんはいったいどうした?大丈夫なのか?と問い合わがきた。調べてみると、母はすでに生まれてすぐの時に、単独でギフトを贈っていることも分かった。妹2人は、贈っていないことも分かって、妹2人で今回改めてギフトをすることになった。

孫の結婚相手が店を開店して、それに開店祝いを贈りたいと言う。妻はお祝いのお金がいいのではないかというが、あれにしたい、これにしようと、いろいろと思いを巡らせては妻に相談とも、指示ともつかない連絡をしてきていた。そのやりとりの繰り返しの挙句、結局はお祝い金を贈った。その店にお祝いを持っていくのは私の役目になった。翌日、彼は母に直接お礼の電話をかけてきてくれたそうだ。そのことから1カ月経って、今日、母のもとにありがとうございましたと、返礼の品物が届いたそうだ。母は、ありがとうございましたと書いてあるが、何のことだろうと妻に聞いてきた。それは開店祝いの返礼だよというが、誰がくれたのかが分からないと言う。

認知症とは言わないけれど、もともとが脳内出血で半身まひになっていて、高次脳機能障害があるために、ひとつのことを考えると、他のことが分からなくなってしまうことがままある。

それでも、人を思いやれることができることは、いいことで、ステキなことだと妻とは話している。出来る限りは、その申し出に付き合ってあげたいと思っている。