kenmeinakurashiのブログ

介護、老後を賢明に生きる公共、企業の制度利用法。

ベッドから車椅子への移乗は危険がいっぱい。見守りか介助の人が来るまで待って。

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ベッドから車椅子への移乗は危険がいっぱい。慎重に。

妻が通っている病院で見覚えのある人が座っていて、母が入所しているホームのケアマネージャーであると分かった。入所者が転倒してけがをしたのを付き添ってきたらしい。さらには、その人は腕を骨折したらしいと言う。

自分も60歳前の教育で習ったが、骨折は健康寿命を短くするから、骨折だけは注意しなければいけない。特に下半身の骨折は、致命傷になりかねないと教わった。

母もリハビリをする際に、療法士さんたちから、骨折しないようにと繰り返し、口を酸っぱく言われ続けたそうだ。

その骨折につながる事故で危険な場面は、ベッドから車椅子、トイレの便座から車椅子、またはその逆の移乗をする時で、慣れに任せて、1人でやろうとして、一瞬膝が抜けて転倒事故が発生することだ。

病院に来ていたその入所者の人もそれが原因ではないかと妻は言う。家にいる時も、母は1人で移乗しようとして、転倒しそうになったことが、何度かあった。それは、見守り、介助に行くまで待っていてと言っているのに、それを待ちきれず、1人でやってしまおうとした時に発生していた。もちろん、自分1人で移乗しきれている時もあって、それを私たちは決して褒めずに、どうして待っててくれなかったと叱った。

結局のところ、母は今日まで大きな転倒事故なく家では過ごしてきた。ホームに入所して、大きな心配事のひとつは、移乗時の転倒事故だと思っている。昨年も親戚のご夫婦が1週間のうちに2人ともそうした転倒事故で骨折された。

移乗するときは、慎重にも慎重を期し、見守り、介助を徹底したいと思う。