老人介護施設から、コロナ下、選挙の投票に連れて行ってくれる。
ホームに入った母に、東京都知事選挙をどうするか、またホームには、投票をどう考えたらいいかと尋ねた。ほぼ時を同じくして、ホームでは、居住者に選挙に行きたいかどうかを全員にヒアリングをかけたそうだ。そうしたところ、130人強の中で、20人が投票に行きたいと手を挙げたそうで、うちの母もその中の一人だった。
具体的に、どのように投票行動をするのかと、ホームに問い合わせたら、その20人を連れて車で投票所へ連れて行ってくれるということだった。
母に選挙権を行使しようと言う意志があることは、我々家族にとっては嬉しいことだった。他にもお仲間がいることも心強く思った。それ以上に、投票所にそうしたみんなを連れて行ってくれるホームのスタッフの皆さんに頭が下がる思いを持った。
妻は毎日電話で話をしているのだが、毎日何らかの刺激を与えていくこと、小さな緊張感を持たせることが、ボケさせず、元気でいてもらえる秘訣と話し、何かにつけて、声掛け、働き掛けをしようとしている。
選挙の投票もその一つの行動になる。
